FF14で半端ないなってなる瞬間

FF14作っている人ってわりかし半端ないってなることが度々あると思っているですよ。中にはプレイヤーも半端ないなって思うこともありますが……
simoom154.hatenadiary.jp
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上の記事でプレイヤーの熱量半端ないって思ったので今回は運営とかの方ですごいなぁって思うところを個人的に取り上げてみようと思います。

設定の作り込みが半端ない

先日エンサイクロペディアというFF14の設定が取りまとめられている本を買いましてそこで載せられている設定の量にビビったのもあるのですが、そうでなくてもゲーム内からでもわかる情報がすざましいというのが分かるですね。
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各部族ごとにどのような生活をしているのかを提示されている。例えばアナンタ族ではそれぞれの部族がどのようなスタンスで取り合っているのかをかなり説明してくれます。これはストーリーを進めると出てくる台詞での説明ですが、そうでない会話の中でも結構細かく出してくれます。
例えばこれ。ほかの方のツイートで申し訳ないのですが

可愛すぎない???アルフィノくんも可愛いしアリゼーちゃんも可愛すぎない???

こういったキャラの作り込みも結構しているのもポイントです。だからストーリー進めるときはこういう会話もなるべく拾おう!(戒めでもある)

キャラの動かし方、ストーリーの作り方が半端ない

なんというかさっきのアルフィノくんらの流れとかぶるポイントにもなるのですがこのゲーム割とキャラの動かし方だったりストーリーが割と考えられているように感じます。
例えば蒼天では竜詩戦争の完結を描くだけではなく終わることによって不都合な人を描いたり、教皇がいなくなったことによる共和制の移行をくどくない程度に丁寧に描いたりしていていいですよね。くどくない程度に描いたのが良くてここでじっくり描かれていても話の腰を折ることになりますしメリハリが効かなくなるのでスピード感を出しつつアイメリクが共和制になるということはこういうことだって締めてくれることによって新体制を描きつつスピーディーに描いていて良いと思います。書いている人はそこまで考えているのか知らないけども
紅蓮でも今回の問題はわざわざ突っ込まなくてもいいとアルフィノくんが言ってくれたり、ゼノスを倒すだけが解決にならないとゴウセツが提示してくれたりと結構練られているのがわかる発言が多くて満足できるですよね。どれも理屈や感情がこもっていてとても信頼できる書き手だなって思います。
私が好きなのは主人公の扱いだったりします。蒼天では嵌められて堕ちながらも英雄として描くという一方で、紅蓮では一人の冒険者、一人の暁の一員として描かれているですよね。これの何がいいのかというと単に主人公を盛り上げようとせずしっかりゲーム内の他のキャラが主人公を一つの登場人物として見てくれるという信頼感があるということです。蒼天ではオルシュファンは友を救ってくれた恩人として手を尽くしてくれます。一方で紅蓮では主人公は英雄として見られず(ドマやアラミゴからしたらエオルゼアの英雄って言われてもですし)余所者として見られます。そこで情報収集や信頼を得るために軽いお使いをこなすというわけです。しっかり過程を描き、主人公をどう見られているかという相対的にしっかり描いてくれるのは割とやってくれる人もいませんし、信頼できる書き手だなって思います。
FF14の場合、特に大事だと思います。なぜかといえばFF14のゲームの設計上、拡張パッケージという形で物語をどんどん継ぎ足すことになり、主人公の扱いを相対的なものではなく絶対的なものにしてしまうといつか主人公が強くてチヤホヤされることが当たり前となってしまいます。続きなのですからそれまでの新生の英雄をないがしろにされたらいやです。かといって、あまりに尊重されすぎているのも私は嫌です。FF14はそこのバランス感覚がとてもよく信頼できます。

コンテンツルーレットはすごくない?

他のMMOを知らないのでなんともいえないのですがコンテンツルーレットの仕組みって割とすごいなぁ感じます。これがあることでストーリーを進める人は進められないという事態を避けられますし、報酬も割とくれるので毎日これだけは欠かさずやらなければ困りません。というよりもマッチングする範囲も同じDCというのもサラッとしていてすごい。めっちゃ対象の人増える。ここまでにするのもめっちゃ大変だっただろうなぁ……

そんな感じで日々すごいなと感動しながらプレイしております。
読んでくれてありがとうございました!